新型コロナ危機
2020年3月4日、スロベニアで最初の感染者が出ました。それはお医者さんでした。その上、
コロナの感染が確認された後、スロベニアがこの方が接触していた人のネットワークを検索しはじめました。しかし、遅すぎて、雨の後の筍のように次々と感染者が出始めました。それで、政府は感染者を探すのを止め、症状が悪くなれば、お医者さんや新型コロナウイルスに関する情報を提供している電話番号に連絡するよう指示を出しました。
その後、
3月7日、スロベニアの保健大臣の会見で500人以上の公共イベントでの集会が禁止になりました。
3月16日に、スロベニアが閉鎖の状態に入りました。お店は、スーパー、薬局、郵便局、銀行以外、全面的に閉店になりました。
その後、日ごとに政令は更新されています。空の便の遮断(3月17日)、5人以上の集まりもだめになりました(3月18日)。
3月22日には公園にも入り浸ると罰金をとられるようになってしまいました。
3月30日からもっと厳しい政令が出ました。特定の例外を除いて、自治体外への移動が禁止されたのです。全部を自分の目で見て、映画や夢の中にいるんじゃないかと感じました。
日常生活が大きく影響されたにもかかわらず、変わった形で続いています。
私の家はもう少しで90歳になるおばあちゃんと一緒に暮らしています。私は丈夫な身体を持っているかもしれないけれど、彼女はそうではありません。ですから、閉鎖になってから、必要じゃない時には外に出ないし、出たらマスクをつけて、手や食材をちゃんと消毒するのに気をつけることを家族と額を寄せ合って決心しました。田舎に住んでいて森や外に出られるのはとても幸運なことだということを今回こそ強く感じました。
ネット時代のソーシャルネットワークが今こそ騒いでいます。情報や投稿の激増で頭の中で世界がぐるぐる回わってしまいました。6日目ぐらいで、テレビや映画が詰まらなくなってきたし、家の中はギスギスしてきたし、やることがない時に食欲がそそられて、お腹が空いていないのに食べてしまうのも嫌だなぁ~!
そういうわけで、
一週間だけでもデジタルデトックスにしましょようと決心しました。メールには答えないといけないのもあるので、一日1回か2回ぐらいそれを確認することにしました。それで何が起こるかを一週間ぐらい書いてみようと思います。ですので、毎日その日の気づきについて自分自身の視点から書くつもりです。